現在はZaimを活用しています
僕は家計簿アプリとして、現在、Zaimを活用しています。
・なぜ家計簿アプリにZaimを活用しているのか?
・Zaimを活用する上で不満な点
を解説していこうと思います。
純資産をトップ画面で確認できる
僕がZaimを活用しているのは、純資産をトップ画面で確認出来るからです。
純資産というのは、資産総額から負債総額を差し引いた金額のことを言います。
以下のような関係になります。

純資産をトップ画面で確認出来るのは、僕の知る限り以下の家計簿アプリしかありません。
なぜ純資産の確認が重要か?
なぜ僕が純資産が確認できることを重要視するかというと、自分の資産と負債を明確に分けたいからです。
いくら見かけ上の「総資産」が多く見えていても、それ以上に「負債」を抱えていたら意味ありません。大事なのは資産の正確な把握です。
例えば、自身が奨学金として300万円の負債を抱えていた場合。
働いて頑張って200万円を貯めたとしても、負債は残っているので、マイナス100万円です。
しかし総資産としての見かけ上の数字は「200万円」になります。
自身の資産を正しく捉えることは、ゴールとする金融資産の総額の達成進捗度を正確に測るために、かなり重要です。
なので、資産は資産、負債は負債を明確に分けることが大切だと考えています。
以前はマネーツリーを使っていた
僕は以前マネーツリーを利用していました。
しかし2020年6月1日以降、楽天銀行の更新がされなくなり、仕方なくZaimへの移行を決断しました。
ちなみに僕は楽天銀行のヘビーユーザーです。
マネーツリーは、楽天銀行ユーザーではない人には、かなりオススメの家計簿アプリだと思います。
まずトップ画面のユーザーインターフェースがシンプルでわかりやすく、個人的にはかなり使いやすい印象です。

また、資産推移が月別で棒グラフと折れ線グラフでわかるようになっていて、月ごとの進捗がかなり確認しやすいです。

また、口座連携の数が多くなると、有料課金せざるを得ない家計簿アプリが多い中、このマネーツリーは無料なのに連携できる口座に上限がありません。
邪魔な広告も表示されません。
本当に惜しいのは、楽天銀行の連携が終了していることです。
Zaimの不満ポイント【利用して感じたこと】
Zaimに移行して、約半年。
口座の連携情報と純資産額がひと目で確認できて、使い勝手は良好です。

しかし以下のポイントは不満に感じています。
- 資産推移のグラフがわかりにくい
- 資産ポートフォリオが確認できない (@モバイル)
- 無料版だと過去1年のデータしか参照できない
不満点1:資産推移のグラフがわかりにくい
資産推移が折れ線グラフのみで、かつ月単位での資産推移が見れません。

これだと、月ごとの収支の比較ができないので、月単位で黒字なのか赤字なのかがわかりません。資産推移のグラフがわかりにくいのが、個人的には一番の残念ポイントです。
不満点2:資産ポートフォリオが確認できない
Zaimは、Web上では以下のように資産ポートフォリオを確認できるのですが、アプリでは確認することができません。

資産ポートフォリオを見える化することで、現金と株の保有バランスの調整をしたいので、この点はかなり重要ポイントです。
しかし僕の知る限り、モバイルでの資産ポートフォリオの確認は、マネーフォーワードでしかできません。
不満点3:無料版だと過去1年のデータしか参照できない
無料版だと過去1年のデータしか遡れないので、1年を超えての資産推移を確認することができません。
マネーツリーだと、無料でも全期間のデータを遡れるので、これは大きな違いです。
そのため、僕は仕方なく有料版にアップグレードしました。(月480円/年間5760円)
無料版でZaimを利用することに決めました!理由は以下の記事で解説しています。

最後に
僕が家計簿アプリで最も重要視するのは、トップ画面で純資産が確認できるかどうかです。
なので現在のところは、マネーツリー or Zaimの2つしか選択肢がない状態です。
ただマネーツリーの場合、現在は楽天銀行との連携ができないため、楽天経済圏に生きる僕の選択肢からは外れてしまいました。
以下のような家計簿アプリが出ることを切に願っています。
- 純資産をトップ画面で確認できる(モバイル、Web両方)
- 資産ポートフォリオを確認できる(モバイル、Web両方)
- 資産推移グラフがわかりやすい(月別で棒グラフ・折れ線グラフ両方で確認できる)
- 無料(できたら)
僕としても、家計簿アプリをこれからも注視して見ていきたいと思います。