僕はいくらお金を稼げるようになっても、生活レベルはあげません。
これには自信があります。
生活レベルを上げることのヤバさ
僕の父はサラリーマンから独立して、年収2000万円ほどを稼いでいます。
多分人口ピラミッドから見ても、かなり稼ぐ部類に入っていると思います。
下で見ると、「超富裕層」です。

でもご存知の通り、「年収 < 支出」という構図になると、いくら稼いでも手元にお金は残りません。
僕の父の場合は、毎日夜の街に繰り出しては、キャバクラでお金を使う人なので、常に年収 < 支出という状態です。
もちろん借金もあります。
なので、僕は自分が裕福である、ということを感じたことは一度もありません。
実は父が借金返済のために、奔走していることも知っています。
父を見ていて思うのは、
「基本的に人は年収が上がれば、生活レベルを上げたくなる生き物」
だということ。
それはYouTubeドリームを掴んだYouTuberの、タワマン新居ルームツアーを見ていた時も、同じことを思いました。
上げきった生活レベルは、なかなか下げられない
なぜ人は年収が上がると、生活レベルを上げるのか?
それは、過去にお金を持っていなかったからこそ、その反動がお金を持つことですべて浪費に転化されるからだと思います。
でも一度上げきった生活レベルというのは、なかなか元に戻りません。
豊かな生活が染み付いて、「豊かな生活が送れないことが、あたかも不幸なことだ」という錯覚を起こします。
でも浪費は繰り返せば、それ以上の稼ぎを生み出さないといけないので、常に走り続けなければならず、その事実が無意識的に自分を苦しめます。

自分の価値基準で、支出を考える
ただ思考を切り替えて、
・自分が価値を感じる支出
・自分が価値を感じない支出
を一度整理すると、生活レベルの上昇は抑えられ、自分を苦しめないで済みます。
僕の場合は、以下です。
- 生活を便利・効率化できるモノへの支出
例)全自動ドラム洗濯機、全自動調理器など - 身体のメンテナンスへの支出
例)ジム費用、プロテイン費用、食費 - 体験への支出
例)旅行、習い事
- 見栄のために払う支出
例)高級車、高級ブランド品 - ハマると抜け出せない支出
例)酒・タバコ、キャバクラ、ギャンブル
このように「どのようなものに自分は価値を感じるのか?」をクリアにできると、支出にメリハリができて、自分にとって最適なお金の使い方ができます。
生活レベルを上げないことで将来の不安は減る
自分のモノに対する価値基準を知って、生活レベルを上げない工夫をすることは、結果的に将来の不安を減らすことに繋がります。
例えば突然リストラに遭って、収入が途絶えた場合。
自分が月10万円くらいで暮らせることを知っていれば、最悪アルバイトをやって食いつなぐことが計算できます。
この事実を自分の中で理解できていれば、「最悪別に収入がなくなっても、自分は大丈夫。何とか生きていける!」と思えるようになり、将来の不安は減ります。
僕も自分の生活レベルを把握できているので、最悪収入がなくなっても、生きていける自信があります。
蓄財能力もあると思っているので、将来の不安もあまり感じていません。
価値基準が理解できたら、まずは「支出把握」から
自分の支出に対する価値基準が理解できたら、自分の支出見直しをまずはやってみましょう。
自分の「年間支出額・月間支出額」が理解できていない人は、生活レベル引き上げ予備軍です。
自身で生活コストを把握し、見直しができれば、生活レベルの引き上げ抑止に繋がります。
支出額の把握と見直しについては、以下の記事で詳しく解説しているので、支出額の把握と見直しができていない自覚がある人は、ぜひ読んでみてください。

また支出費用の改善には、固定費見直しも併せて重要です。
以下に記事を掲載しておきます。
