セミリタイアでパートナーの理解を得るために重要な3つのこと

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セミリタイアでパートナーの理解を得るために重要な3つのこと

セミリタイアをする上では、パートナーの理解を得ておくことは最重要です。

ちゃんと理解を得ていないと、

セミリタイアしたら私達の生活はどうするの!!!!
そんな勝手なことばっかり言って、ちゃんと私や子供のことを考えてくれてるの???

と当然ながら猛反発を喰らいます。ということで、セミリタイアでパートナーから指示を得るために重要な3つのことについて、今回は記事にしていきたいと思います。

1. 家事育児や生活にかかるお金に対する不安払拭

おそらくパートナーがセミリタイアで、一番心配をしているのは、

・セミリタイアを目指すために夫(妻)が副業や投資などの新しいことに挑戦して、家事育児などのしわ寄せが自分に来ないか?

・セミリタイアすることで収入源はどうなるのか?

の部分です。

まず家事育児の負担については、事前にパートナーとすり合わせをして決めておきましょう。
そしていくら新しいことに挑戦して忙しくなろうが、その負担割合は変わらないことをしっかりパートナーに伝え、そのルールを守りましょう。

それがあなたへの信頼に繋がり、家事育児のしわ寄せが来ることへのに不安払拭にも繋がります。

ちなみに家事育児の負担については、共働きの場合は半々が基本だと思います。
お互いが相手よりも多くやってあげるくらいの心がけが、夫婦仲を保つためには重要ですね。

また、収入源の問題については、これも生活費負担の割合をどうするか?を決めることがまず重要です。
生活費負担もお互い納得する割合を設定すればよいですが、おそらく収入に応じて割合を決定するのが、一番喧嘩にならないかなと思います。

あとは、セミリタイアをしたとしても、自分の負担については必ず自分が賄うことを妻(夫)に示すのみですね。
その際は、根拠のない話ではなく、エビデンスをもって説得することが重要です。

エビデンスはつまり自分がどのようにセミリタイアを達成し、セミリタイア後の生活費はどのように賄おうと計画中なのか?という具体的なシミュレーションです。(保険営業マンのライフプランシミュレーションに感覚は近いですね)

具体的なシミュレーションの考え方については、以下の記事を参考にしてみてください。

セミリタイアを目指すにあたっては、お互いが家計のことを把握しておくことも重要です。
お互いが家計のことを把握しておくことで、どう家計支出の見直しをしようか?という話し合いができますし、それがセミリタイアを縮める一歩に繋がります。

家計管理の方法については、以下の記事で解説をしています。
最近は家計簿アプリを使って、家計管理をするのが便利でいいですよ。

2. 夫婦のライフプランに対する共通認識を持つ

また、夫婦のライフプランに対する共通認識を持つことも重要です。

結局セミリタイアというのは「目的」ではなく、自分がどういう人生を送りたいのか?というゴールに対しての「手段」でしかありません。

  1. 夫婦でどういう人生を行きたいのか?
  2. 家族の将来はどう考えているのか?
    (家賃は?住む場所は?子供の教育は?等)
  3. ①と②に近づくためにはどういう「手段」がベストなのか?

このあたりは、セミリタイアの話を始める前に夫婦でしっかりと話してあっておいた方がいいでしょう。

この共通認識が持てると、「無計画にセミリタイアしたいということではないんだな」というのが伝わりますし、パートナーも協力してあげようと思えるようになると思います。

3. マネーリテラシーを高める努力をする

またパートナーが「投資」に対する正しい認識を持てていない可能性もあります。

投資ってなんか怖い・・。投資はお金持ちがやることでしょ?
預金と違って損をする可能性もあるし・・。

でも普通預金の金利が0.01%を切る現代においては、多少のリスクをとって資産形成をするのが基本です。
普通預金や定期預金にお金を預けたら、お金が増えていく時代は終わりました。

アメリカと比べればまだまだですが、日本での株式や投資信託へ投資をする割合は徐々に増えつつあります。

引用元:オリックス銀行

とはいえ、なかなか新しいことを受け入れがたいのが人間。新しいことを受け入れるのにも時間はかかります。

なのでまずは自分が投資でお金が増えていってることを、パートナーに見せて、興味を持ってもらうところから始めたほうがいいでしょう。そうすれば自然と「投資について学んでみたい!」という気持ちを持ってもらえると思います。

そうなった段階で、少額の非課税枠で始められるつみたてNISAを始めてもらえれば、「掴み」はOKですね。

ただし押し付けは、オススメしません(というかNGですね)
上から目線で教えるのも逆効果になるので、あくまで「一緒にマネーリテラシーを高めていこう!」というスタンスが重要です。

投資以外にも、副業やふるさと納税など、マネーリテラシーを高めるための入り口はたくさんあるので、まずは自分が行動をして、興味を持ってもらい、最終的にはお互いが高めあえる関係になれればいいですね。

最後に

パートナーの理解を得ることは人によっては、結構大変なことかもしれませんが、理解を得られれば共通のゴールに向けて家族で取り組めるので、資産拡大は早くなります。(下記記事では、結婚が資産拡大の加速に寄与することを書いています)

また共通のゴールに向けて家族で取り組めれば、家族で一体感が生まれてセミリタイアの過程も楽しめると思うので、ぜひパートナーと一度話し合いの機会を設けて、とことん話し合ってみてください。

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この記事を書いた人

関関同立▶日系大手メーカーに就職。
30代の内に金融資産3750万円を築いて、不労所得12.5万円+労働所得12.5万円で生活する「サイドFIRE」を目指して、日々奮闘中です。

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