私も就活が本格化した6月が始まっても内定がなく、周りは内定をもらっている状況に「就活もう無理。やめたい。」となった経験があります。
そこから、色々な人に相談にのってもらい、気持ちを切り替えて就活に取り組んだ結果、日系大手メーカに2社内定をもらえました。
就活でなかなかいい結果が出ず苦しんでいる方が、この記事を読めば新たに気持ちを切り替えて就活に取り組れれば幸いです。
「就活もう無理」となる原因
「就活もう無理、やめたい」となるには必ず原因があります。
私の経験、あるいはや周りの無い内定の友人もみていて、「就活もう無理」となる原因は大きく分けて3パターンあるかと考えています。
原因1:頑張ってもなかなか報われない
1つ目の原因が頑張ってもなかなか報われないためです。
「頑張ってもなかなか報われない」と感じる背景
3年生からインターンなども経験し、ESや面接の対策講座も必ず受講し、誰よりも入念に準備をしてきた自信がある。でもこんなに頑張っているのに、なかなか結果が出ない・・。
その時の感情

何で私はこんなに頑張っているのに、結果がでないの・・。
逆にあの人は特に何もしていないのに、いとも簡単に内定をもらえている・・。
誰よりも真剣に就活に向き合い取り組んできたのに、なかなか報われないのは辛いですよね。
ましてや適当に就活をやっている人が、いとも簡単に内定をもらっていく姿を見たときには、何ともやるせない気持ちになるのは私も経験があるのでとてもわかります。
原因2:周りが内定をもらっていくことへの焦り
2つ目の原因が周りが内定をもらっていくことへの焦りです。
「周りが内定をもらっていくことへの焦り」に至る背景
面接解禁日になって、周りの友達はどんどん最終面接に呼ばれて内定をもらえているのに、僕は最終面接にすら呼ばれていない・・。学校に来てもリクルートスーツを着ているのは自分だけ・・。
その時の感情



周りはもう就活を終えているor終わりに差し掛かっているのに、自分はまだ終わりにも差し掛かれていない・・。
就活に終わりが見えなくて絶望・・。時期的にもう失敗ができないのでとてもプレッシャー・・。
周りが決まっていくと、自分だけ取り残された感がでますよね。
周囲からの励ましが余計なお世話に感じて、「就活もう無理。やめたい。」となる気持ちは、私も経験あるので非常にわかります。
原因3:将来への不安
3つ目の原因が、将来への不安です。
「将来への不安」を感じる背景
大学では特に何も考えず、学生生活を謳歌してたけど、急にみんな就活モードになっていった。自分も周りに合わせて、何となく就活をしている。でも自分では正直どんな道に進みたいか明確でない。
その時の感情



いままであまり将来のことは考えず生きてきたけど、就活で急に現実が迫ってきた・・。
まだ自分のやりたいことの方向性を決められずにいる中で、なんとなく就活してるし、このまま突き進むと何となく不安。
いままでバイトにサークルに部活に学生生活を送っていた人が、4年生になって突然訪れて、人生の選択を求めらるのが「就活」です。
自分の人生について特に考えてこなかった人にとっては、自分のやりたいことや自分の方向性がわからず、急に将来への漠然とした不安を抱えるようになり、「就活もう無理」と投げやりな気持ちになります。
「就活もう無理」となったときに大切なマインドセット
では「就活もう無理」となる原因がわかったところで、どのようにその折れた心を立ち直らせたらいいのか?ということについて解説していきたいと思います。
結論、「就活もう無理」となったときは「マインドセット」が超重要です。
理由は、人は現実に対する受け止め方次第で、ポジティブにもネガティブにもなり得るから。
イメージでいうとこんな感じです。(文字が小さくてすみません・・。)


「就活もう無理」と考える人がいる一方、「就活楽しい」と考える人もいるのは、「就活」に対する受け止め方の違いからきています。
「就活もう無理」と受けて止めてしまう原因を分析し、その受け止め方を変えることで、今よりも前向きに就活に取り組めるようになりますよ。
1. 報われないことは当たり前、割り切る
1つ目は報われないことは当たり前と割り切ることです。
いつまでも落ちたことを引きずっていると、次に受ける企業の面接にむけた準備など、今本当に自分がやるべきことを見失ってしまいます。
考えてみてください。
企業の内定倍率は10倍〜100倍なんて結構ザラですよ。内定倍率が10倍だったとしても、内定枠10に対して、100人の就活生がその枠を争うのですから、内定を獲得するのは結構大変なもんです。
そう考えると就活なんて報われないことの方が普通ってことがわかりますよね。むしろ内定がもらえたらラッキーくらいの心持ちの方が、気持ちもラクにして就活を進められますよ。



内定はあなたと会社の「ご縁」が必ずあると思っています。
落とされたことで自分自身を全否定された気になりますが、あなたとその会社がマッチングしなかっただけで、それ以上もそれ以下もない。
なので、落ちたら「この会社とは縁がなかったんだ」と切り替えることは超重要です!
選考する側も所詮は人間。すべてを見抜ける訳ではないのです。
2.自分と他人を比べない
2つ目は自分と他人を比べないということです。
なぜなら自分と他人を比べたとしても、あなたには何もいいことがないから。むしろ劣等感を抱いて、自己嫌悪に陥るだけなので、他人と自分を比べるのは百害あって一理なしです。
大切なことは、内定の数でもなく、大手有名企業に入ることでもなく、
あなたが本当に納得する形で就職先を決め、就活を終えることですよ。
つい学生の内は、目の前のことしか見えていないので、
- 「内定の数」自慢
- 「内定先」自慢
をしてしまいがち。
でも結局就職できる会社は1社しか選べないし、例え大手有名企業に内定もらえたとしても就職してからが本当の勝負な訳です。



あなたはこのような幻惑に惑わされず、就活の「本質」を見られる人間になりましょう。
そうすれば、たとえあなたが少々就活において遅れをとっていたとしても、自分の目指すべきゴールがはっきりする(=どんな形であれ自分が納得して就職先を決める)ので、劣等感なんて消えるはずですよ。
「就活もう無理」となったときの就活の進め方
では次に「就活もう無理」となっている人に向けて、実体験を踏まえて、
どうそれを乗り越えて就活を進めるのか?ということを解説をしていきますね。
STEP1: まずは一度立ち止まって、リラックス
まずは一度立ち止まって、リラックスする時間をとりましょう。
あなたの気分が落ち込んで、モチベーションが上がらない状態で就活を進めても、いい結果を生みません。
「就活の進め方なのに急に立ち止まってどうするんだ!」と言われるかもですが、立ち止まるのも決して悪いことばかりではありません。
例えば、お笑い見てみるのはオススメですよ!
実際、笑うことで強制的に副交感神経が優位になるので、リラックス効果が期待できるという研究データもあります。
私はよく就活で落ち込んだとき、大好きな「ジェラードン」という芸人トリオのコントを見ていました!私が一番好きなコントを貼っておきます(笑)
STEP2: 就活の相談をしてみよう
あなたが就活で抱えている悩み・ツライこと・不安な気持ちは、1人で抱え込まず、誰かに相談をしてみましょう。
1人で悩みを抱え込むと余計に自分がしんどくなって、病んでいくだけです。
例えばキャリアセンターの職員であったり、就活アドバイザーに相談してみましょう。彼らも仕事ですので、あなたが思う以上に大きな味方になってくれます。
あなたの悩みに共感しつつ、就活がうまくいっていない原因や今後の対策についても一緒になって考えてくれますので、いまのあなたにとてもプラスになります。



自分で抱え込まず、しんどいと思ったら一度相談してみましょう。
私も経験ありますが、一緒になって、あなたの就活を応援してくれる人がいるだけでも、全然気持ちが楽になりますよ。
STEP3: 大学にきている求人も見てみる
就活に対するモチベーションが高まってきたら、募集を探してみましょう。
大学に直接きてる求人を探してみるのは非常にオススメです。
なぜなら、その大学だけに限定された求人がきている可能性もあるから。
例えばこんな感じです。
- OB/OGが多数活躍しており、その大学に通う学生にポテンシャルを感じ求人票をだしているケース
- 社長がOB/OGで、大学とその企業の太いパイプが存在するケース
- 大学がある地域の地元企業が、その大学に限定して求人票をだしているケース
直接大学に求人票がきている時点で、あなたの大学から採用しようという企業の意欲は相当なものだと思います。
なので、キャリアセンターに行き、大学に求人がきていないか一度確認をしてみましょう。
最後に:就活以外の選択肢も全然アリ
ここまではすべて就活についての話をしてきました。
しかしぶっちゃけ就活なんてしなくても、他にあなたのやりたいことがあれば、その道に進むのも全然アリだと思います!
就活以外にも色々と選択肢はあるはずです。
- 世界一周の旅に出る
- 海外留学する
- 起業する
- 大学院に進む
- 青年海外協力隊に応募する
実際、私の友人も就活を途中で中断して、1年間留学に行ってしまいました。
その友人は1年の留学の後、就活をして無事内定をもらっていました。
とはいえ自分の中で大きな選択であることは間違いありません。
自分の選択に後悔がないよう、しっかりと自分の中で考え抜いた上で選択をするようにはしましょうね。