私もかなり緊張しやすいタイプです。
しかし最近は緊張に向き合うことができるようになりました。
その実践方法を今回は紹介します。
緊張をコントロールするというのはかなり無理な話

過度に緊張しやすい人は、緊張を無理に沈めようとしています。
緊張というのは、無理に沈めようとすればするほど、余計に緊張してくるもの。
実際、緊張はノルアドレナリンという神経伝達物質が過剰に分泌される時に起こります。
そしてこのノルアドレナリンの分泌量は、遺伝の要素がかなり関係しています。なので、同じ状況でも緊張する人・緊張しない人がいるのです。
そのため、無理に緊張をコントロールしようとしたところで、緊張する人は緊張をします。
ドジャースの前田健太投手が教えてくれたこと
なので「緊張をコントロールしようとしないこと」がかなり大切。これが最強の緊張コントロール方法です。(言葉的には矛盾してますが・・。)
言い換えると、「緊張と向き合う」ということですね。
先ほども説明したとおり、私はかなり緊張しやすい性分でして、大舞台を前にいつも緊張で空回りをしていました。
「緊張を克服するためにはどうしたらいいんだ・・。」
私も皆さんと同じように悩んでいました。
その時に出会ったのが、大リーグのドジャースで活躍する前田健太選手の言葉です。
前田選手はこれまでいくつもの大舞台を経験し、結果を残してきた日本球界を代表するピッチャーです。
前田選手は動画の中で、このように言っています。
「緊張しなくなったら終わり。緊張は力に変わる。例えば、同じ50m走でも運動会で走るのと、1人で公園で走るのとでは、運動会の方が圧倒的に速くなる。だから緊張はしていい。緊張を消そうとしないことが一番いいと思っている。」
この動画に出会ってから「緊張」に対する自分の向き合い方が変わりました。

良いパフォーマンスを発揮するために、緊張はしていいことなんだと、前向きに捉えることができました。過度に緊張しなくなったのも、この時からです。
あとは徹底した準備が緊張克服をさせる


あとは当日までの徹底した準備が欠かせません。徹底した準備が自信を生み、緊張を力に変えます。
例えば面接の場合。
私は、まず提出したESからどのようなことを面接官から突っ込まれそうなのかをすべて洗い出しをしていました。
そしてその洗い出したことに対して、自分ならどのように切り返すかをFAQ形式で書き連ねていました。
その数はざっと40個くらいで、Wordで10枚分くらいです。
その上で、もちろん面接練習も自分が納得するまで、徹底的に行いました。
なので、私は面接に対して絶対的な自信を持っていました。
この時の私の心境はこんな感じです。



もうこれだけ徹底的に準備をしたのだから、あとは今まで準備してきたことを面接の場で発揮するだけ。
これだけ準備して落ちたら、もうそれはしょうがない!
過度に緊張して自分を見失う人は、準備が足りていないかもしれません。
徹底的な準備をすれば、これまでの準備で培った自信が、緊張を打ち負かしてくれます。大切なことは、当日までに「自分がやりきった」と思える状態に仕上げることです。
まとめ:大舞台を成功させるためにほどよい緊張は必要


大舞台を前に、ほどよい緊張は必要です。
緊張感がなくリラックスしすぎていても、
「緊張感がなく、本気度にかけるなあ・・。」
と相手に思われることにも繋がります。
なので、緊張することをポジティブに捉えつつ、その緊張を力に変えるために当日までの準備を徹底しましょう。
そうすれば『ほどよい緊張感と準備から生まれる自信』で、意外にコトは上手く進むはずです。