ダラダラする自分に嫌悪感を抱くことはないですか?

ああ、またダラダラしてしまった、、、集中力が続かずずっとスマホばっかり、、もう1日が終わってしまう。
そんな人にオススメしたいのが「ポモドーロ・テクニック」と呼ばれる時間管理術です。
ポモドーロテクニックとは?
ポモドーロテクニックは、「25分間の集中タイム・5分間の休憩」を複数のセット数で分割することで、超集中できる時間管理術のことです。
この時間管理術は、イタリア人ソフトウェアエンジニアによって生み出され、納期に追われるITエンジニアや、時間がタイトな世界中のCEOを中心に、最強の時間管理術として多くの人が実践しています。
ちなみにポモドーロというのは、イタリア語で「トマト」という意味らしいです。


上のようなトマトのタイマーで、「25分間の集中タイム・5分間の休憩」の時間管理を始めたことから、「ポモドーロ・テクニック」と呼ばれています。
ポモドーロテクニックの利点
次にポモドーロ・テクニックの利点を紹介します。
僕もポモドーロ・テクニックを約1年ほど実践していますが、大きく3つのメリットがあるかなと考えています。
- 集中力が持続して作業効率UP
- 5分間の休憩が丁度良い気分転換になる
- 自信につながる
利点1:集中力が持続して作業効率UP
やっぱり仕事も勉強もダラダラするのが一番良くありません。
でも「タイムリミット」が存在すれば、人は集中できます。
夏休みの最終日になって、未だ終わっていない宿題に集中して取り組めるのも「タイムリミット」があるからです。
25分間という明確なタイムリミットがあるので、ネットサーフィンなんかする余裕はありません。(もしネットサーフィンしようものなら、自分の椅子が爆発するくらいの気持ちを持ちましょう)
25分間は作業に集中して、5分間はしっかりと休むというメリハリを自分の中で持つことで、作業と休憩の切り替えが上手になって、作業効率は確実にUPします。
利点2:5分間の休憩が丁度よい気分転換になる
「5分」という時間が、休憩するのに丁度よい時間だと僕は思います。
なぜなら「5分」という時間は、食器洗いや、洗濯物の取り込み、少し散歩をするのに丁度よい時間だからです。
勉強や作業のことは考えずに、片手間で家事をしたり、運動したりすることで、次の25分間もフレッシュな気持ちで取り組めます。しかも作業が終わる頃には家事も終わっているので、一石二鳥です。
これが10分とか20分だと、休憩時間が長すぎて結局ダラダラしてしまいます。(実際10分の休憩時間でポモドーロテクニックをやってみたが、見事にダレた)
「5分」という時間設定は、本当によく出来ているなと感心をしました。
利点3:自信につながる
あとこのポモドーロ・テクニックを実践して気づいたのが、メリハリを持って日々を作業(勉強)を継続していくことが、自分の自信に繋がるということ。
以前までの僕であれば、以下のようなことが起こっていました。(典型的ダメ人間)
最初はやる気を出して作業に取りかかる
↓
集中して1時間取り組む
↓
疲れてくる
↓
その反動で倍の2時間休憩する
↓
作業するのが嫌になる
↓
寝落ちする or YouTubeに取り憑かれる
最後にはダラダラしてしまった自分に嫌悪感を抱きます。
でもポモドーロ・テクニックを取り入れたことで、一度作業を始めたら「25分集中+5分休憩」×4セットが「自分のタスク」になるので、100分の作業時間は自動確保できるようになります。
そしてその作業時間を記録することで、自分の「積み上げ」が可視化されて、それが自分の自信につながります。
「1日15時間は勉強しました!」と自信満々に答える受験生のインタビューを見たことがあるかと思いますが、それに近しい感覚です。
「あの怠惰な自分もこれだけ”積み上げ”できるのか・・・。
自分もやればできる!まだまだ自分も捨てたものじゃないな・・。」
という自信が本当に生まれます。(割とマジで)
ポモドーロテクニックの実際のやり方
僕が実践するポモドーロ・テクニックの実際のやり方です。
STEP1:TODOリストを作る
ポモドーロ・テクニックを実践する前に、まずはTODOリストを作ります。
今日やることを明確にすることで、作業(勉強)の進捗を可視化できますし、全部のタスクを終えた時の達成感も得られます。
僕はMacの純正アプリを使っています。


STEP2:タイマーを25分に設定する
別にどんなタイマーでも大丈夫です。
僕は以前までキッチンタイマーを使っていましたが、現在はAppleWatchのタイマーを使っています。




AppleWatchのタイマーは
・25分間をボタン1つで設定できる
・終了を「振動」で教えてくれるので、キッチンタイマーみたいにうるさくない
といった点が気に入っています。
もしAppleWatchを持っている人は、一度AppleWatchのタイマーを使ってみてください。結構便利です。
STEP3:5分間休憩
25分間の集中タイムが終われば、5分間の休憩タイムです。
これも時間をしっかり測りましょう。測るのを忘れれば、確実に怠けます。
僕はこの5分の休憩の間に
・皿洗い
・洗濯物取り込み
・風呂掃除
・部屋の片付け
・身体のストレッチ
なんかをやったりします。
すべて5分あれば余裕でできることばかりなので、ぜひ時間を有効活用してみてください。
1つ注意点があるとすれば、あまりこの5分の時間中はスマホは見ないようにしています。
なぜなら、僕の場合スマホを見だしたら、5分じゃ足りないからです。
あと集中した脳を休めることもできません。
なので、スマホは「25分集中+5分」×4セットが終了した後に、見るようにしています。
STEP4:25分集中+5分休憩を4セット
STEP2→STEP3を4セット行います。
合計100分の作業(勉強)タイムです。
STEP5:4セット終了後は30分休憩
この30分の時間は基本的に何もしてもOKです。
もしポモドーロをもう1クール行う場合は、しっかりと30分休憩してもう1クール行います。逆に作業を中断する場合は、ここで中断します。
もう1クールやるか、中断するかは、すべてSTEP1で立てたTODOリストの進捗次第になります。
最後に
簡単にポモドーロ・テクニックを紹介しましたが、実践してみたら普段と比べてかなり効率はあがるはずです。
特にコロナで在宅ワークが増える中、仕事とプライベートの境がなくなる人も多いハズ。
ポモドーロ・テクニックは
・仕事にメリハリをつける
・ほどよい健康に寄与する(集中して座り続けると腰を弱す、これはマジで)
という点で在宅ワーカーのよいTipsになってくれるはずです。
詳しくは以下の書籍でも詳しく解説がされているので、ぜひ興味のある方は読んでみてください。