積立投資はいつから始めればいいのか?【ドルコスト平均法の考え方】

目次

結論:相場を読まずにすぐに積み立て購入

上記の通りです。
できる限り早い内に始めて、積立でコツコツやるのが良いと思います。

相場を読むのは不可能

たぶん積立投資を行う時に悩むのが、「いつが底になるのか?」ということです。

タイミングよく買いたいですもんね。人間の当然の心理です。

でも、相場を読むなんてほぼほぼ無理ゲーですし、いつが底だったのかなんてのは、時間が過ぎてみないとわからないです。

アメリカの株価は長期的に見ると以下のように、紆余曲折ありながらも、値上がりを続けています。

出典:https://kapok.mydns.jp/business/nikkei225-historical-chart/

もし今後も自分の中で、株価が右肩上がりのグラフを描くことを信じるのであれば、相場を待って買うことに何の得もないことはわかると思います。

ドルコスト平均法という考え方

またドルコスト平均法という考え方があります。

ドルコスト平均法とは、一定額ずつ分けて株を購入することで、価格が高い時に少なく、低い時に多く購入し、平均購入単価を抑える投資手法です。

以下グラフを見てみましょう。

ドルコスト平均法とは|投信カレッジ|三井住友DSアセットマネジメント
出典:https://www.daiwasbi.co.jp/fundcollege/investment/about/index4.html

一定口数で毎月積立購入すると、平均購入単価は10,000円になりますが、一定金額で毎月積立購入すると、価格の安いところではより多くの口数を購入し、価格の高いところではより少ない口数の購入になるので、平均購入単価は8,531円に抑えられていることがわかります。

要するにドルコスト平均法によって、価格変動リスクを時間で分散することできるということです。

またドルコスト平均法による毎月積立で、チャートの底でも確実に購入することが可能なので、「いつが底になるんだろう?」と悩む必要もなくなります。

毎月の積立設定で、相場に一喜一憂しなくて済む

あと、積立投資は心理的な負担の軽減にも繋がります。

一括投資の経験がある人はわかると思いますが、一括で購入して、その後に株価が下がり続けると心理的な負担が大きくなります。

また「いつ買おう・・いつ買おう・・」と悩み続けるのも、しんどいです。

でも毎月の自動積立設定をしておけば、「購入判断」という作業が排除されるので、心理的な負担がなくなります。

一括投資は安い価格で大量の口数を購入できれば、利益は大きくなりますが、いかんせん購入タイミングが難しいです。

まずは積立投資による投資を始めてみて、慣れてきたと感じてきたら、暴落時に相場を見ながら一括投資もやってみる、というスタイルがいいかなと思います。

コツコツ毎月積み立てが大事

積立投資は、毎月コツコツと長期に渡って積立をしていくことが大事です。

仮に毎月3万円を20年間積み立てていけば、年利5%で約1200万円になります。貯金だと約700万円なので、コツコツ積み立てるだけで約500万円ものリターンを得られる可能性が十分にあります。

一番ダメなのは、暴落が来た時に狼狽売りして、資産を減らすことです。

暴落が来た時はむしろ口数をたくさん買えるチャンスだと思って、根気強く「継続」していくことが資産形成に繋がっていきます。

関連記事です。
根気強く「継続」して投資をするためには、投資の目的・ゴール設定が重要です。

僕が毎月の積み立てを行う、投資信託について書いた記事です。

僕が米国株投資をやる理由です。

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この記事を書いた人

関関同立▶日系大手メーカーに就職。
30代の内に金融資産3750万円を築いて、不労所得12.5万円+労働所得12.5万円で生活する「サイドFIRE」を目指して、日々奮闘中です。

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