投資は目的・ゴールの設定が最重要な話【目的とゴールの設定なしに成功無し】

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投資は目的・ゴールの設定が最重要【なんとなくで投資は続かない】

投資は目的やゴールが最重要で、なんとなくで始めてもたぶん続かないと思います。

投資の目的やゴールを定めずに始めると、運用方針をコロコロ変えたり、暴落時に狼狽売りする可能性が高くなります。

投資は長期戦、支えは”ゴールと期待リターン”

投資は長期戦です。
コツコツと継続して投資し続けられる人が、最終的に大きな利益を得られます。

おそらく何のゴールや目的も持たずに投資をしていたら、

・下落時に資産が減る
・月々のキャッシュが投資で無くなる

で、少なからず辛い思いをすると思います。

しかしその先に具体的な期日のあるゴールがあって、そこにリターンがあれば、人は頑張れます。

これはある意味、大学受験にも似ていると思います。

大学受験は「志望校に合格する」という明確な目標があり、かつ、「試験本番日」という明確な期限があるので、「試験日まではとりあえず頑張ってみよう」と長時間の勉強にも向き合えます。(そうじゃない人もいるけど)

投資も「いくらの金融資産」を「いつまでに」貯めるかが明確であれば、途中で投げ出さずに継続できると思っています。

目指すゴールや目的で投資の方法も変わる

また目指すゴールやその先の目的によって、投資の方法も変わってきます。
なので、まずはゴール設定や目的の設定が大切です。

まず自分が投資の目的をどう設定するのか?によって、投資の方法は変わります。

  • 老後の資産形成のためなのか?
  • セミリタイアのためなのか?
  • 日々の生活を良くしたいためなのか?

またどのようにゴール設定するかでも変わります。

  • 老後の資産形成のためなのか?
    → 3000万円?5000万円?
  • セミリタイアのためなのか?
    → 5000万円?1億円?
  • 日々の生活を良くしたいためなのか?
    → 月10万円?月30万円?

僕の場合は、30代までにセミリタイア(サイドFIRE)を達成するために資産3750万円をゴールにしています。

現在26歳なので、39歳までに13年の猶予しかありません。
現在の金融資産は450万円。なので、3300万円を13年の期間で築くのが「目標」です。

シミュレーションしてみたところ、以下のようになりました。
6%は米国株の過去20年の平均利回りの数字を置いています。米国インデックスファンドに積み立て投資する想定です。

結果、毎月の約14万円の積み立てが必要になります。

もし現在40歳で、60歳以後の老後資金を貯める目的で、ゴールを3000万円に置いた投資を始めるのであれば、こんな感じのシミュレーションになります。

日々の生活を良くしていくための投資であれば、ETF or 個別の高配当株に投資して、配当金で手元のキャッシュを増やしていくのがいいでしょう。

配当金によって、日々の生活がよくなる実感を持てるようになるかと思います。

このように、投資の目的やゴールの置き方で、「どんな投資方法」を「いくらの金額」で投資するかが大きく変わります。なので投資を始める前にゴールや目的を明確にしておくことが重要になります。

※もし僕のサイドFIRE計画にご興味がある場合は、こちらの記事へどうぞ。

あわせて現状把握もしておきたい

投資の目的やゴールが明確になれば、あわせて現状の把握もしておきたいです。ゴールと現状の差分が、自身が取り組む範囲になります。

なので現状把握が重要になります。

現状把握には2つの意味があると考えます。

  1.  現在の資産額の把握
  2.  年間の総支出額の把握

1つ目の現在の資産額の把握については、家計簿アプリを活用すると便利です。
家計簿アプリを活用すれば、金融機関と連携したデータが、アプリ上で一括で見える化可能です。

ちなみに僕はZaimを活用しています。

資産額の推移を確認することで、ゴールに対しての進捗度合いを把握することが可能になります。

2つ目の年間の総支出額の把握については、まず毎月の支出額の把握から始めるのが良いです。

  • 家賃
  • 食費
  • 水道光熱費
  • 通信費
  • 娯楽費
  • サブスク代

等を計算して、12ヶ月で掛け算すると、年間の総支出額は計算できます。

年間の総支出額を把握しておくことで、自身が年間でどれだけの金額を投資に回せるかを把握しておけます。支出の見直しにもなります。

また、年間の支出額を理解しておくことで、「どれだけの不労所得や資産があれば他所に依存せず自分は生きていけるのか」を理解することにも繋がり、それが心の余裕にも繋がります。

支出額の把握については、以下の記事で詳しく解説しています。

繰り返しですが、大切なのはゴールと現状の差分を理解して、自分の取り組み範囲を見える化することです。
取り組み範囲を見える化することで、継続に繋がっていきます。

高校野球の名将の言葉

最後にある高校野球の名将の言葉を紹介して終わりにします。

僕は高校野球が大好きなのですが、ふと横浜高校(松坂大輔を輩出した野球の超強豪校)の元監督である渡辺監督の、この言葉が思い浮かびました。

目標がその日その日を支配する

この言葉は投資にも通ずると思っています。

なんとなく投資を始めるのではなくて、まずは目標を立て、目標から現在の行動を逆算し実行することが、目標へ近づく大きな一歩になることを、この言葉は伝えているのだと理解しています。

イメージ的には以下のような感じです。

  • 自分の最終ゴールは何で
  • その目標に到達するために年間の目標は何で
  • そのために月間の支出額をどれくらいに抑えて
  • 月間の投資金額はどう置くのか
  • 最終ゴールに一番早く到達するためにはどのような手段が有効か?

この「目標がその日その日を支配する」という言葉は何も投資だけではなく、ありとあらゆる取り組みにおいて重要だと思っています。

仕事でも試験でも、サイドFIREでもすべて共通です。

この言葉を忘れずに日々の目標到達度合いをウォッチして、これからも継続して頑張ろうと思えたので、少し紹介でした。

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この記事を書いた人

関関同立▶日系大手メーカーに就職。
30代の内に金融資産3750万円を築いて、不労所得12.5万円+労働所得12.5万円で生活する「サイドFIRE」を目指して、日々奮闘中です。

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