【投資初心者向け】確実に資産を増やす全世界株式のオススメ理由3つ

米国株か全世界株どっちに投資したらいいの?

投資を始めたら、一番多い疑問ではないでしょうか?
今回は全世界株のオススメ理由や、全世界株に投資するためのオススメ投資信託について、解説していこうと思います。

米国株投資のオススメ理由については、別記事で解説していますので、よければどうぞ。

目次

全世界株式のオススメ理由3つ

理由1:確実に資産が増える

世界の人口は確実に増えていくことは周知の事実です。

2100年の世界人口は112億人、国連予測 | ナショナルジオグラフィック日本版サイト
出典:ナショナル・ジオグラフィック

2100年には世界人口は112億人に達すると言われています(現在は78億人)

人口が増えていくということは、世界規模で経済が発展し、それに伴い株価の上昇も期待できるということ。
つまり、全世界株に投資をしておけば、確実に資産が増える確率が高まります。

今後もアメリカが強いとは思われますが、とはいえ未来は誰にもわかりません。
人口増加予測を見る限り、アジアやアフリカの時代が来るかもしれません。

そういった際に全世界株を買っておけば、アジアやアフリカの成長を取り込めるので、確実な資産形成には全世界株が向いていると思います。

理由2:ノーベル経済学賞の理論で全世界株投資の有効性が証明済

また全世界に投資をすることが理論的にも正しいとされています。

ノーベル経済学賞を受賞した現代ポートフォリオ理論によると、

  1. 市場全体に投資する
  2. リスク資産と無リスク資産の比率を調整する

ことが投資においては重要だとされ、これを確実に実践することで、理論的にはお金が増えていきます。

なので僕たちがやることは、市場全体に投資する「全世界株」を投資対象に選び、全世界株と現金の比率調整を行うことです。

例えば、大きくリスクを取れる人は、全世界株:現金=8:2で持っておく。
大きくリスクを取れない人は、全世界株:現金=2:8で持っておく。

このような比率調整をすることで、超長期的に見ると確実に資産は増やせます。
ちなみに、この投資方法は世界中の多くの投資家が実践し、インデックス投資の生みの親もこのやり方を推奨しています。

理由3:今後も米国一強とは限らない

優秀とされる米国株ですが、実はこれまで色々な暗黒期間がありました。

米国株(S&P500)長期推移(チャート・変動要因) / 30%以上の暴落は過去8回 - ファイナンシャルスター
出典:https://finance-gfp.com/?p=4859

1968年に米国株投資を始めていた場合、10年間投資を続けても全く資産は増えませんでした(10年後に資産が増え始める)
この期間は、株価が一定の範囲で上がり下がりを繰り返していることがわかります(これを「ボックス相場」と言う)

また2000年代には、BRICs(ブラジル、ロシア、インド、中国)を中心とする新興国株が米国株を上回り続け、「アメリカの時代は終わった」等と揶揄されていました。

このような過去経緯から、これから必ずしも米国一強になるとは限りません。
この時にもし全世界株に投資をしていれば、米国が衰退していも他の国の成長を取り込めます。

これが全世界株の良いところです。

全世界に投資するためのオススメ投資信託

全世界株の良さがわかったところで、次に全世界株に投資するための投資信託を紹介します。
結論、楽天VT」 or 「eMAXIS Slim全世界株式」のどっちかに投資しておけばOKです。

以下比較表です。僕があえて選ぶとすれば、実質コストが最もやすい「eMAXIS Slim全世界株式」ですかね。

楽天VTは、楽天証券のみで購入が可能です。
一方eMAXIS Slim全世界株式は、楽天証券SBI証券の両方で購入が可能となっています。

つみたてNISA口座をまだ開設していない人は、ぜひ以下の記事を読んでみてください。
「つみたてNISAって何?」という疑問にも答えています。

最後に

米国株投資にも全世界株投資にも、それぞれ良いところはあります。

ただいずれにせよ、両方の投資に大事なことは、腰を据えて淡々と積み立てていくこと。
暴落が起きた時に狼狽売りしてしまう人が、とにかく多いですからね・・。

淡々と積み立てていくことが、大きな資産形成につながっていきます(ドルコスト平均法の考え方です)

米国株投資を行うことのメリットについては、以下記事で詳しく解説をしているので、興味のある方はどうぞ。

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この記事を書いた人

関関同立▶日系大手メーカーに就職。
30代の内に金融資産3750万円を築いて、不労所得12.5万円+労働所得12.5万円で生活する「サイドFIRE」を目指して、日々奮闘中です。

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