【超初心者向け】過去30年で約9倍まで成長する「S&P500」とは?わかりやすく解説

僕がコツコツと投資をしている「S&P500」

S&P500に投資をしている人はかなり多いと思うのですが、改めて「S&P500」って何?というところを、株初心者でもわかりやすいように解説をしていきたいと思います。

目次

S&P500とは?

S&P500とは、アメリカのStandard & Poor’s社が算出した、アメリカの代表的な企業500社の株価の指数のことを言います。

以下がS&P500の構成上位10銘柄になります(※2021年5月現在)
アメリカの超有名大企業であるGAFA(Google, Apple, Facebook, Amazon)を中心に、銘柄が構成されていることがわかります。

出典:エイチ・エス証券株式会社

つまりは、S&P500に投資をすることで、GAFA(Google, Apple, Facebook, Amazon)を中心としたアメリカの成長企業全体に投資をすることができる、ということです。

アメリカ全体に投資をすることは、以下のような利点があります。

  • 利点1:経営者が株価・企業価値向上にコミットしているため株価が伸びやすい
  • 利点2:アメリカの株価市場も企業を甘やかさないので株価が伸びやすい
  • 利点3:今後も人口は上昇するので長期的にも伸びやすい

その他にも多くの利点がありますが、詳しくは以下で解説をしているので、興味のある方はぜひ読んでみてください。

ダウ平均との違い

NHKのニュースとかでよく聞く「ダウ平均」と、S&P500はどう違うの?

株初心者の人は、こういう疑問を持つと思います。僕も上記の疑問を投資を始めたときは持っていました。

結論、違いは構成銘柄数の違いです。
S&P500はアメリカを代表する500社の銘柄で構成されているのに対し、ダウ平均はアメリカを代表する30社の銘柄で構成されています。

よって、ダウ平均の方が構成銘柄数が少ない分、指数の動きが、1つ1つの銘柄の値動きに依存しています。

一方でS&P500は構成銘柄数が500社と多く、アメリカ上場企業の全時価総額の80%を占めていることからも、指数の動きが1つ1つの銘柄の値動きに依存せず、よりアメリカ全体の株価の値動きを反映しているものといえます。

指数」って何?

ちなみにここで何回か登場する「指数」という言葉。
この「指数」とは、構成銘柄の株価の平均と思っておいてください。

例えば以下3つで構成されるファンドの場合。

  • A株式会社:1000円
  • B株式会社:2000円
  • C株式会社:3000円

このファンドの指数というのは、2000円ということになります。

そして、これまたよく聞かれる「インデックス投資」とは、「インデックス(指数)」との連動を目指した投資であることを、理解しておけばOKです。

指数の計算方法

またこの「指数」の計算方法について、S&P500とダウ平均では大きく異なります。
以下のような違いです。

  • S&P500
    時価総額加重平均型(時価総額の大きな銘柄の動きに大きく影響される)
  • ダウ平均
    株価平均型(株価の高い銘柄の動きに大きく影響される)

NYダウは株価が高い銘柄の影響を受けやすくなります。

例えば、それぞれの株式会社の株価が10%アップしたとしましょう。

  • A株式会社の株価:50ドル→55ドル
  • B株式会社の株価:500ドル→550ドル

この場合、株価平均型の指数であると、増え幅はそれぞれ5ドルと50ドルなので、元々株価の高いB株式会社の株価の値動きが指数に与える影響は大きくなります。

一方でS&P500の場合は、時価総額加重平均型であるため、株価の高い銘柄が指数に与える影響というのは少なくなります。
つまり、一社の株価変動に指数が依存しないということになります。

S&P500の魅力とは?

S&P500について、大まかな概要を説明したところで、次にS&P500の魅力について解説していこうと思います。

魅力1:長期的に右肩上がりで成長

S&P500の最大の魅力は、長期的に右肩上がりで成長しているということでしょう。
以下過去30年チャートですが、様々な下落局面を経ながらも、長期的には右肩上がりで推移しています。

特にここ10年でいくと3倍まで成長を見せており、米国株投資家が増えてきていることも頷けます。

ちなみに日本の時価総額加重平均型の指数であるTOPIXと比べたのが、以下チャートです。
TOPIXはこの30年で最高値を更新できずにいるのに対し、S&P500は30年で約9倍にまで上昇しています。

日本株vs米国株、長期的な投資魅力があるのはどっち? – MONEY PLUS
出典:マネーフォーワード

つまり1990年の時点で毎月5万円を30年間積み立てていた場合、平均利回りが約9%なので、以下のような成績が残せていたことになります。

あと少しで1億円・・・!!

老後2000万円問題なんて余裕で解決できるくらいの利益(+約7350万円)が出ていますね。

ただ注意しておきたいのは、暴落する局面もあるということです。

特にリーマン・ショック時なんかは−50%(積み立てた資産が半分になる)なんて時もあったので、そのような暴落局面であっても淡々と積み立てていく胆力が必要になってきます。

魅力2:投資の神様もS&P500への投資を推奨

また投資の神様と呼ばれるウォーレン・バフェット氏も、S&P500への投資を推奨しています。

ウォーレン・バフェット氏は資産10兆円を保有し、バークシャー・ハサウェイという世界最大の投資持株会社のCEOを務めている人です。投資界隈で知らない人はいない、かなり有名なおじいちゃんですね。

そのウォーレン・バフェット氏は以下のような言葉を、毎年発行される「株主への手紙」で述べています。

Put 10% of the cash in short-term government bonds and 90% in a very low-cost S&P 500 index fund. (I suggest Vanguard’s.)

現金の10%を短期国債に、90%を非常に低コストのS&P 500インデックスファンドに投資しなさい。私はヴァンガードのインデックスファンドを推奨します。

出典:SHAREHOLDER LETTERS 2013 | BERKSHIRE HATHAWAY INC.

Over the years,I’ve often been asked for investment advice,and in the process of answering I’ve learned a good deal about human behavior. My regular recommendation has been a low-cost S&P 500 index fund.

長年にわたり、私はしばしば投資のアドバイスを求められ、その回答を通して人の行動について学びました。 通常、私は低コストのS&P 500インデックスファンドを推奨しています

出典:SHAREHOLDER LETTERS 2016 | BERKSHIRE HATHAWAY INC.

資産10兆円を投資で積み上げてきた人がS&P500をかなり推奨しているのです。
資産10兆円という実績からも、この言葉の重みは十分ありますよね。

S&P500に投資するには?

さてここまでS&P500の概要やその魅力について解説をしてきましたが、

S&P500に投資をするには、どんな投資商品を購入すればいいの?

と思っている人がいると思います。

結論としては、以下2つの商品の内のどれかを選べば問題ないと思います。

  • eMAXIS slim S&P500(実質コスト:0.163%)
  • 楽天VTI(実質コスト0.209%)

どちらの商品もかなり安いコストで、S&P500に連動する十分なパフォーマンスを発揮してくれます。

僕の場合は、運用にかかる実質コストの差から「eMAXIS slim S&P500」を毎月楽天証券で積み立てています。
ただあまり運用成績やコストに差はないので、どちらを購入しても大丈夫だと思います。

どの証券会社で投資信託を購入すればよいのか?ということについては、SBI証券楽天証券の二択になると思います。

もし楽天ポイントを貯めている人であれば、楽天証券で購入することをオススメします。
楽天証券であれば、上限5万円まで楽天カード決済で投資信託を購入できるので、毎月積み立てをするだけで500ポイントが自動的に手に入ります。

普段から住信SBIネット銀行を活用している人は、SBI証券でも問題ないかなと思います(※ただしSBI証券では楽天VTIは購入できません)

楽天証券SBI証券の比較記事も書いています。

最後に

投資にはリスクが付きまとうものですが、投資をしない限り資産というのは拡大していきません。
投資は複利を利かすことができるので、投下資金が多ければ多いほど雪だるま式に増えていきます。

なので、まずは非課税枠であるつみたてNISA口座で投資を始めてみて、慣れてきたら徐々に一般口座で投資金額を増やしてみるのが良いのではないでしょうか?

もしアメリカに投資をするのはイマイチと思う人は、「全世界に投資をする」というやり方もあります。
全世界に投資する魅力は、以下の記事で解説しているので興味のある方はどうぞ。

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この記事を書いた人

関関同立▶日系大手メーカーに就職。
30代の内に金融資産3750万円を築いて、不労所得12.5万円+労働所得12.5万円で生活する「サイドFIRE」を目指して、日々奮闘中です。

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