年収450万円サラリーマンが30代でサイドFIREする方法【FIREシミュレーション】

どうも、ぺいさんです。

年収450万円、26歳の僕が30代でサイドFIREするためのシミュレーションをしてみました。

目次

サイドFIREの定義

まずは、「サイドFIRE」の定義からです。

年間の総支出額を300万円で想定

僕の年間の総支出額は300万円で想定しています。

現状は月間の支出が15万円程度なので、年間で計算すると180万円になるのですが、今後家族が増えることを想定して、月間の支出額を25万円、年間の総支出額を300万円と置いています。

本来のFIREなら生活費の25年分の資産を用意する

フルリタイアメントである「FIRE」を実現するには、生活費の25年分の資産を用意する必要があるとされています。

そのため、年間の総支出額300万円×25年分=7500万円の資産が、本来のFIREには必要になる訳です。

しかし今回目指すのはサイドFIRE。
サイドFIREであれば、総資産7500万円の半分の3750万円で大丈夫になります。

30代で3750万円が目標であれば、到達の現実味も帯びてきますね。

サイドFIRE達成後の収入構成

3750万円の資産を築くために、主にS&P500のインデックス商品に投資の予定です。

3750万円の資産を築いて、サイドFIREを達成すると以下のような労働所得と不労所得の組み合わせになると考えています。

年間労働所得150万円+年間不労所得150万円

この構成は、引退時資産3750万円を毎年4%定額で取り崩した額=年間の不労所得額の150万円と、年間支出額300万円の残り金額を150万円の労働収入で賄うといった感じです。(※取り崩し額にかかる税金・手数料は考慮していません)

ちなみにこの毎年4%の資産取り崩しは、生活費の25年分の資産を毎年4%ずつ取り崩せば、資産は減らないという研究データを基にした出口戦略です。

むしろ株式相場のどの期間であっても、毎年4%ずつ取り崩せば、資産は減るどころか増えるという研究結果なので驚きです。

これは通称「4%ルール」とも言われています。

30代でサイドFIRE達成するためのシミュレーション

僕の現在の年齢は、冒頭でも紹介の通り26歳です。
そのため、30代でサイドFIREを達成しようとすれば、遅くとも39歳で達成をしたいところです。

そうなると、13年後の2034年までにサイドFIRE達成というのが、僕の具体的な目標になります。

現在の金融資産

僕の現状の金融資産は、450万円です。

なので3750万円の内、残り3300万円を残り13年の期間で築く必要があります。

投資する商品

投資する商品は、S&P500に連動するインデックス投資信託です。

僕の場合は、eMAXIS Slim米国株式(S&P500)にコツコツ積立することを決めました。

想定利回り

想定の利回りは、今回のシミュレーションでは6%で一旦計算したいと思います。

理由としては、直近20年の米国株式の利回りが+6.4%なので、6%という数字が現実的だと思ってです。

月の入金額

ということで以下の条件で早速シミュレーションをしてみましょう。

  • 最終積立金額:3300万円
  • 積立期間:13年
  • リターン:6%

結果はこうなりました。

毎月の入金が約14万円必要な計算になります。
年間だと168万円を投資信託に捧げるイメージです。

では現状の月5万円ずつの積立だと、いつになれば3300万円が貯まるでしょうか?

24年4ヶ月ですので、僕がちょうど50歳になった時ですね。

遅い!遅すぎる!!」ゼク塩.のブログ | アンダー・リペア - みんカラ

50歳だとさすがにサイドFIREするには遅すぎますね。おっさんです(笑)

シミュレーションをしてわかったこと

以下シミュレーションをしてわかったことです。

現状の月5万円の積立金額だと厳しい

やっぱり50歳でサイドFIREだと遅すぎるんですよね。

50歳にもなると、さすがに体力も気力も落ちてきていて、定年まで後10年ということも考えると「サイドFIRE!」なんて言っていられない気がします・・。

やはり月14万円の入金を行うためには、本業や副業で収入を高めて、入金力を高める必要があるなと、改めて実感した次第です。

利回りが結構大事

あとは利回りによっては資産の到達度合いが早まったり、遅まったりするなという印象を受けました。

以下は、同じ積立金額を想定利回り4%で回したパターンと、6%で回したパターンを比較したシミュレーションですが、トータルリターンが2%違うと、到達にかかる期間が1年半も違います。

ただこの利回りに関しては、インデックス投資信託の積立をする限り、自分でコントロールできる要素ではないので、もう考えないようにします。

もし自分でコントロールできてる感を持ちたいのであれば、高配当株投資によって「配当金をいかに増やすか」に注力した方が良いかと思われます。

年間150万円の配当金を得るための、高配当株投資に注力するのも1つの策かと思います。

家族で協力という方法もある

最後は家族一丸となって資産運用に取り組むのは、強いということ。
このシミュレーションでは、僕一人で資産運用することを想定しています。

もし奥さんも一緒に投資信託を始めてもらえれば、当たり前ですが最終目標金額の到達速度も早まります。
奥さんに理解を得て、徐々に参加してもらうのは(まずはNISA口座の開設から)かなり有効な手段かなと思いました。

でも「奥さんに理解を得て」というのは超重要です。「投資は正義」という自分の価値観の押し付けになると、喧嘩の原因にもなりますし、最悪価値観の不一致で離婚の原因にもなります。

もう一度自分の戒めのためにも「価値観の押しつけ」だけは絶対にやってはいけません。

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この記事を書いた人

関関同立▶日系大手メーカーに就職。
30代の内に金融資産3750万円を築いて、不労所得12.5万円+労働所得12.5万円で生活する「サイドFIRE」を目指して、日々奮闘中です。

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