経済的自由の6つのレベルとは?
生きてると、こう思うことがあると思います。
・早くお金の悩みから解放されたい
・辞めてもいいなら会社辞めたい
ではお金の悩みから解放されて、働かなくてもいい状態って「どんな状態」でしょうか?
大きく経済的自由には6つのレベルがあります。

それぞれ見ていきましょう。
レベル0:依存
生活支出は大きく分けて「①基礎生活費・②ゆとり費」に分かれます。
レベル0は、生活支出の「①基礎生活費・②ゆとり費」を全て誰かに依存している状態です。子供とかはそうですよね。
全ての人はこのレベル0からスタートをしていきます。
レベル1:最低限の自立
レベル1は、生活支出の「①基礎生活費」を自分で稼いで賄えている状態です。
ただ稼いだお金を②ゆとり費に回す余裕はないので、豊かな生活は送れていない状態になります。

日々の暮らす生活で一杯一杯・・・。
ほぼ貯金なんてありません!
こういう人は経済的自由度でいくと、レベル1ですね。
レベル2:経済的自立
レベル2は、生活支出の「①基礎生活費・②ゆとり費」を自分で稼いで賄えている状態です。
僕はこの「レベル2:経済的自立」レベルになります。
多くのサラリーマンの人は、このレベル2にあたるのではないでしょうか?
レベル3:セミリタイア
レベル3は、生活支出の「①基礎生活費・②ゆとり費」の一部を不労所得で賄えている状態です。
不労所得というのは、株などの利子所得・配当所得や不動産の家賃所得のことですね。
セミリタイアの目標金額は、以下の計算式で大体割り出すことができます。
年間生活費 × 25年 ÷ 2
セミリタイアはサイドFIREとも呼ばれたりします。
僕を事例にセミリタイア(サイドFIRE)の具体的シミュレーションをした記事がありますので、もしご興味があればどうぞ。


レベル4:フルリタイア
レベル4は、生活支出の「①基礎生活費」の全てを不労所得で賄えている状態です。
これは「FIRE(financial independence retire early)」と呼ばれたりします。
フルリタイア(FIRE)に必要な金額は、以下の通りです。


年間生活費 × 25年
上の計算式で計算できるので、ぜひ自分はフルリタイアにどれくらいの金額が必要なのか計算してみてください。
レベル5:経済的自由
レベル5は、生活支出の「①基礎生活費・②ゆとり費」の全てを不労所得で賄えている状態です。
このレベルの人は、働かずして贅沢に自分のお金を使うことができます。
(年間生活費+年間ゆとり費) × 25年
以上の計算式で経済的自由までのゴールを計算することができます。
(↑詳しくはリベ大の両学長の動画で勉強ができます)
働かない生活を実現するために
では経済的自由度のレベルが理解できたところで、
「働かない生活を実現するためには、一体どうすればいいのか?」
ということについて。
答えはシンプルで、以下の通りです。
- 本業の収入を上げる
- 本業以外の副業の収入を得る
- ①と②のお金を、株や不動産などの「金のなる木」にせっせと回す
- 不労所得 > 支出の状態にする
なるべく早くアーリーリタイアを実現するためには、家計を「収入 > 支出」の状態にし、できるだけ多くの余剰資金を「金のなる木」に突っ込むことが必須になるので、
・収入を上げる工夫
・支出を抑える工夫
について、以下では解説をします。
収入を上げる工夫① 本業+副業で稼ぐことを意識する
やはり本業だけで得られる収入には、天井が限りがあります(※本業で事業をやっている人は別)
なので、「本業+副業を組み合わせて収入を得る」という考え方を持つことが大事になってきます。
まずは何でも良いと思います。小さくスタートしてみましょう。
リスクを取らずとも始められるのが副業の良いところだと思います。
例えば以下は副業の代表格です。
- ブログ
- YouTube
- プログラミング
- せどり
- 本業スキルを活かした副業
僕はブログをやっています。
自分の興味関心のあるものを、副業にすると継続できるので、結果稼ぎやすくなります。
※「継続できるものを副業に選ぶ」ということは、副業をやる上でかなり最重要です。
収入を上げる工夫② 転職をして収入アップ
あともう1つは、転職をするということです。
転職をすれば簡単に100万円単位で収入を伸ばすことが可能なので、まずはエージェントに相談してみるのはアリでしょう。
年収アップを実現する転職をするために重要なのは、「軸ずらし転職」をするということ。
「軸ずらし転職」というのは、志望する業種や職種の軸をずらして転職することです。
例えばメーカーで人事を担当していた人が、年収の水準が高いIT企業の人事に転職するといった感じです。
ここら辺の考え方は、また改めて記事にしようと思います。
支出を抑える工夫① 固定費を抑える
次に支出を抑える工夫について。
一番手っ取り早いのは、毎月かかっている固定費を把握して、それを削るという方法ですね。
例えば、家賃10万円のマンションに住んでいた場合。
家賃7万円のアパートに引っ越すだけで、月3万円×12ヶ月=年間36万円の支出削減が無理なく行なえます。
固定費を抑えることのメリットは、無理なく大きな支出の削減ができるということ。
ぜひ以下の記事を見て、まずは「自身の月の固定費はいくらかかっているのか?」というところから、見直しをしてみてください。


支出を抑える工夫② 月別の予算を立てる
2つ目が月別の予算を立てるということ。
月別の予算を立てないと、本当に際限なくお金を使ってしまうので、「自分はどの項目にいくらのお金をざっくり使うのか?」を事前に決めておいた方がいいです。
ちなみにこれが僕の月別の予算です。(赤色は変動費になります)


予算の立て方ですが、まずは変動しない固定費予算を立てます。
そして、毎月変動する食費などの変動費や交際費などのゆとり費を、前月の支出からざっくり予算化し、毎月の進捗度合いに応じて予算を増減させていきます。
毎月の予算の執行状況をモニタリングすることで、自分は何にお金を使っているのかが「見える化」できるので、それがムダ使いの抑制もに繋がります。
支出を抑える工夫③ 家計簿をつける
3つ目が家計簿をつけるということ。
家計簿をつけることで、自分の支出のクセを知り、そのクセを見直すことでムダ使いが減ります。
僕も家計簿をつける前はコンビニによく行っていたのですが、家計簿をつけ始めてからコンビニでの支出が多いことに気づき、最近はコンビニに行く機会が減りました。



でも家計簿つけるのが面倒くさいんだよな〜
こういう人もいるかと思いますが、最近はスマホアプリで簡単に家計簿をつけられます。


まとめ
改めて経済的自由の6つのレベルの図です。


自分が目指すゴールを明確にして、以下の通り、収入を上げて支出を抑える工夫をしていきましょう。
収入を上げる工夫① 本業+副業で稼ぐことを意識する
収入を上げる工夫② 転職をして収入アップ
支出を抑える工夫① 固定費を抑える
支出を抑える工夫② 月別の予算を立てる
支出を抑える工夫③ 家計簿をつける
記事中で、余剰資金を「金のなる木」に投資していくという話をしましたが、オススメは米国株投資信託をコツコツ積み立てて、最速で資産拡大を狙う方法です。


キャッシュフローを得て、日々の生活が豊かになる実感を得たい場合は、米国高配当株ETFに投資するのもアリです。

