僕は半年後に結婚をします。
僕の年収は現在450万円、妻の年収は480万円。世帯年収でいうと930万円です。
世帯年収1000万円もそう遠くないと思うので、ここで世帯年収1000万円の場合のサイドFIREシミュレーションをしておこうかなと思います。
前提条件
まずサイドFIREシミュレーションをする前に、前提条件について確認します。
- 世帯年収:1000万円
−夫:年収500万円、妻:年収500万円 - 年間支出:300万円
−月間支出を25万円と想定 - 1人あたりの年間支出:150万円
−支出額(生活費)は年収額に応じて折半
−夫の月負担額:12.5万円、妻の月負担額:12.5万円
支出額(生活費)を夫婦で折半すると、サイドFIREへの道もグッと縮まります。
FIREは生活費の25年分の資産を準備することが前提となっているため、
・1人あたりの年間支出額150万円×25年間=3750万円
がFIREゴールになります。但し、資産取り崩し時の税金20.315%を考慮すると、実質的なゴールは4511万円になります。
今回は半分を労働所得、半分を不労所得で賄う「サイドFIRE」を目指しますので、2256万円がサイドFIREのゴール目安になります。
世帯年収1000万円の手取り
給与所得の内、いくらを投資に回せるかを把握することも大事になります。
そのため、世帯年収1000万円の手取りがいくらかも計算しておきましょう。
ざっくりこんな感じです。

夫500万円、妻500万円の世帯年収1000万円世帯だと、年間手取りは778万円になる訳ですね。
では、いくら投資に回せるかです。
年収500万円の場合、余剰資金の8割を投資に回した場合、年間で191.2万円の積み立てが可能になります。

もし妻も投資に積極的な場合は、合計で382.4万円の積み立てが可能になる訳です。かなりデカイ金額になりますよね・・。

ただあまり妻には投資を強要するつもりがないので、今回は僕一人が積み立てる場合でシミュレーションをしてみようと思います。
世帯年収1000万円の場合のサイドFIREシミュレーション
もう一度条件確認です。
- サイドFIREのゴール:2256万円
−年間支出額300万円×25年分を想定し、半分を不労所得で賄う(税金考慮済) - 年間積立額:191.2万円
−月換算で約15.9万円
投資商品は、米国株式のS&P500連動のインデックス投資信託です。
・米国株式のS&P500連動のインデックス投資信託
・想定利回りは6%
−直近20年の米国株式の利回りが+6.4%であるため、現実的。
ではサイドFIREまでに何年かかるかシミュレーションしていきましょう。

9年で達成できることがわかりました。
僕は現在26歳なので、35歳で達成できる金額ですね。
僕の場合だと、すでに積み上げ資産が450万円ほどあるので、その資産を考慮すると、よりサイドFIREへの道は縮まりますね。
ちなみに以下が、資産2256万円到達までの年次資産推移です。

インデックス投資出口戦略
資産2256万円に到達したら、4%ルールに従って取り崩しをしていきます。
4%ルールに従って資産の取り崩しをすることで、30年後も資産が残る確率は、96%になります。むしろ資産は残るどころか、当初資産の8倍に成長するというデータがあります。(しかも中央値ベースで)

子供が1人増えるにあたり、月の支出額は約5万円増える
今回のシミュレーションは「二人暮らし」を想定していますが、子供が増えると支出額も増えて、サイドFIREのシミュレーションも変わります。
総務省が毎年行っている「家計調査」によると、2019年の3人家族の平均消費支出は30万3,763円でした。同調査で2人世帯の平均消費支出は25万6,632円となっているので、単純に比較すると世帯人数が一人増えると、4万7,131円支出が増えることになります。
出典:https://finance.recruit.co.jp/article/a022/
総務省のデータによると、世帯人数が一人増えるごとに約5万円の支出が増えるようです。
「3人家族世帯」「4人家族世帯」のサイドFIREシミュレーションは、こちらで記事にしました。

関連記事です。
サイドFIREを実現するためには、まず自身の支出額を理解していることが大事です。


投資をする上では「なぜ自分は投資をするのか?」という「目的の理解」も併せて重要です。

僕が米国株投資を推す理由です。
