米国高配当ETFの「HDV」を徹底解説【構成銘柄は?配当利回りは?】

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米国高配当ETF「HDV」の概要

米国高配当ETF「HDV」は、アメリカの財務優良企業の内、配当利回りの高い約70〜80の銘柄に投資をしているファンドです。正式には、「iシェアーズ・コア米国高配当株ETF」と言います。

構成銘柄

HDVの構成銘柄のTOP10を見ると、エクソンモービルやジョンソン・エンド・ジョンソン等、財務が健全な優良高配当企業が多く並んでいます。

ディフェンシブ銘柄(景気の影響を受けにくい銘柄)が中心になるので、暴落にも強く、減配や無配になるリスクも低いです。

セクター比率

セクター比率を見ても、エネルギー・ヘルスケア・生活必需品等が上位に来ていて、HDVがいかに景気の影響を受けにくい銘柄で構成されているかがわかります。

ちなみによく比較されるSPYDが、以下のようなセクター比率ですね。
金融や不動産が上位を占めており、比較的景気の影響を受けやすいです(ただし配当利回りは高め)

それぞれの上位セクターを比較してみると、それぞれ違った構成になっています。

HDV上位セクター:①エネルギー・②ヘルスケア・③生活必需品
SPYD上位セクター:①金融・②不動産・③エネルギー

つまりHDVと合わせてSPYDを購入しておくことで、幅広いセクターに分散投資してリスクを抑えつつ、かつ高い配当利回りも得ることができます。

SPYDの詳細は、以下の記事で詳しく解説をしています。

配当利回り

HDVの2020年の配当利回りは、4.07%。
これは米国高配当ETFのVYMやSPYDと比べて、VYMよりは高く、SPYDよりは低いという感じですね。

2012年からの配当利回りの推移で見ていくと、平均の配当利回りが3.49%で、大体3.2%~4%の幅があります。

増配率

HDVの直近5年の増配率は4.38%です。
2016年の時には-6.3%の減配がありましたが、それ以外は順調に増配をしており、受け取れる配当金は安定をしています。

高配当投資はどうしても、配当利回りに目が行きがちですが、増配率こそ重要です。
直近では配当利回りは高くなくても、増配率が高ければ、長期的に配当金は複利で増えていきます。

増配率と配当利回りの関係については、以下の記事で詳しく解説をしているので、興味のある方は読んでみてください。

トータルリターン

トータルリターンも優秀で、5年トータルリターンは+8.21%とかなりの勢いで伸びています。

コロナショックで一時は暴落しましたが、その後は順調に回復してきていますね。

高い配当利回りは期待できるけど、値上がり益含めたトータルリターンが下がっていたら全く意味がないので、高配当株投資をする際は、しっかりと株価のチャートも見ておきましょう。

その点、HDVは配当利回りも期待できる上に、高いトータルリターンも実現できる優秀なETFですね。

経費率

最後に経費率(運用にかかるコスト)です。
経費率もかなり安く、0.08%となっています。

投資金額が多くなればなるほど、運用コストは重くのしかかってくるので、経費率もしっかり見ておきましょう。

購入時に数%の経費がかかって、年間でも数%の運用コストがある商品がある中で、年間の運用コストが0.1%を切る商品は、かなり優秀だと思います(しかも購入時のコストはかからない)

ちなみにVYMやSPYDと比べると、HDVは若干経費率は高めですが、それでも0.1%を切っていますから、あまり気にすることはないでしょう。

まとめ

VYMやSPYDと比較した、HDVのまとめ表が以下のとおりです。

僕もSPYDと合わせてHDVも購入していきたいと思います。
僕は増配も意識して、こんな感じのポートフォリオにします。

これで手元の配当利回りを高めつつ、長期的な高配当化を目指していきます。
ETFの購入の仕方については、以下の記事で解説をしているのでよければどうぞ。

またVYMやSPYDについても以下で詳しく解説しています。

ということで、今回は以上です。

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この記事を書いた人

関関同立▶日系大手メーカーに就職。
30代の内に金融資産3750万円を築いて、不労所得12.5万円+労働所得12.5万円で生活する「サイドFIRE」を目指して、日々奮闘中です。

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